オーライ!
4丁目のムシキングことoyayubiSANです。
夏が来た・・・(もう8月半ばだけど)
夏といえばカブトムシなのだ
これは
お盆の間にカブトムシを求める
熱き男女の冒険譚(ドキュメンタリー)である・・・
プロジェクトオォォォ・・・
私たちは、
カブトムシやクワガタムシを捕まえるべく
ある作戦をたてた。
まずは、焼酎を用意する。
次にバナナを用意する。
ちなみに、
バナナは遠足のおやつには入らないので、注意が必要となる。
もしもバナナトラップとは別におやつが欲しい場合は、
――500円以内で、
済ませてほしい。
それを、ちぎって焼酎に浸す。
あふれるといけないので、
少しボトルに移す。
こうすればバナナを投入しても、
あふれることは、
――ない。
うまくバナナを焼酎に浸すことができた。
それから2時間ほど放置する
その後、
ストッキングに投入していく。
ただ、ストッキングを購入するときに変な目で見られたのは、
言うまでも――ない
なので、カムフラージュとして
靴下を購入しておこう。
そうすれば、
「こいつは履く目的でストッキングを買うわけじゃないんだ」
――と思わせることが
――できる。
それを、
木が多い地帯に仕掛ける。
もちろん、
家やお店が近くにないところに仕掛けよう。
ベスポジはここである。
次の日・・・
確認に行くと・・・
なにかが、
いた
なんか巨大なのが、
いた
あ、
虫が苦手な人はここでおかえりください。
もっと接近
シロスジカミキリ
おそらく6cmはあります。
かなり、
デカい
その上を見ると・・・
羽化途中の、
セミがいた
セミヌードとは、
これのことである
次の日・・・
また、
なにかがいた
クワガタのメス
おそらくノコギリクワガタ
しかしコレは目標ではないので
そっとしておく。
そしてその日の夜・・・
過去の記事にも登場した
アラアラさんとコバルトさんに来てもらった。
お二人は上半身の出演NGということで、
足だけ出てもらった。
私「今日はよろしく」
二人「どうも」
私「ブログ出てよ」
二人「えー」
私「えー」
私「寿司行こうよ」
二人「えー」
私「えー」
――二人と寿司に行く目標を達成するのは、
――まだ難しそうだ。
さていきましょう。
アラアラ「いなそう」
私「そゆこと言うなよ・・・」
さっきのところに行こう
なにも――
見えない――
遠くから見たら、
心なしか、
おでんの巾着にも見える――
しかしアラアラさんは”ちくわぶ”が好きで、
コバルトさんは”糸こんにゃく”が好きである
そして私は
”つみれ”が、
大好物である――
コバルトさんが
闇を照らす。
闇が侵食する雑木林に突入する。
かなり、
暗い。
さんざん歩き回ったが、
この日は
なんの成果もあげられなかった。
そして、
お礼にアラアラさんから、
謎のジュースをもらった
寂しさの、
味がした――
次の日
我々は、
新たな作戦をたてた。
題して
「電撃スパークフラッシュライト作戦」
虫は、
電気によってくる。
そして白い布を張れば
光を反射するのだ。
例のかげてぃ氏と
その準備を、整えた
かげてぃ氏は
腹ごしらえを、
――済ませた
牛丼を
――食べた
これから、
夜中の4時ほどまでジャングルのど真ん中で待機するつもりである。
車は、わざわざレンタルをした。
8000円近く
かかった。
夜の8時にレンタルし、
次の日の開店時間である朝8時に返さなければならない。
徹夜明けには厳しい、かなりのハードスケジュールとなった。
暇つぶし道具を揃えるべく、
ドンキにやってきた。
しかしドンキという略し方は正解なのか?
ドン.キホーテが名称であるのに”ドンキ”と略すことに些かの疑問符を投げかけながら到着した。
足元がブルブルする謎の健康器具に乗り、
私は困惑した。
しばらく、
ブルブルの感覚が治まらなかった――
謎のガチャポンを見つけ、
かげてぃ氏は歓喜した。
それからというもの、
テンションが上がったかげてぃ氏は、
しこたまお菓子を買い込んだ――
しかし、買い物は長引いた。
私「はやく森に行きたいんだけど」
後にも先にも、
こんな発言をする人類は、
おそらく私だけだろう。
そしてなぜかトイレには、
大量のトイレットペーパーが
――設置されていた
どれを使えばいいのか、
小一時間、迷った――
えげつねぇ。
暇つぶし道具を整えまくった我々は、
目標の山へ突撃した。
ガタガタガタガタ!!!
ガタガタガタガタ!!!
ガタガタガタガタ!!!
えげつない砂利道だった――
到着した。
到着早々、
セミ「ミミミミミミン!」
セミが激突した――
そして、絶命した――
しかし数分後、
わずかに盛り返したセミ丸くんは、
徐々に元気を取り戻している。
絶命は、免れていた――
用意した白い布を、
眼前の木にくくりつける。
だがセミが今にも動き出しそうな状況で、
我々は数分間、車から出られずにいた――
セミは死んだと思ったら急に動き出す。
”サプライズミンミン”が得意なのだ。
そうでなくとも、
無数の蛾が、行く手を阻む。
なんとかぶら下げてみたものの、
遠目からみればまるで給食着を入れた袋のようだった。
かげてぃ「ディケイド(10年ぶりに)カブトムシを捕まえていない。ディケ(10年)ぶりだから今回は人生を捧げて捕まえる」
だそうです。
かげてぃ氏がしこたま買い込んだ暇つぶし道具を、
いったん広げてみた。
「なんじゃもんじゃ」
「はぁって言うゲーム」
「人生ゲーム」
「ディズニーピクサーパズル」
「カジノゲーム」
これがすべてである。
ちなみに、
レンタルした車の中は
こんな感じである。
かなり広い
ちなみのこの人物はかげてぃ氏である。
午前1時14分
これだけ見ると、
捨てられたバンを調べたみたいな感じになっている。
ちなみにさっきのガチャポンの中身はこれである。
かなり、精巧な出来栄えだった。
しかし、
私が所持しているPS4は、
――黒い
まずは、
人生ゲームをやろう。
広げると、
かなり大きい。
でも大丈夫。
そう。
――レンタカーならね
ジャンケンポン
私「それはグーなのチョキなのパーなの?」
かげてぃ氏とのジャンケンは、
――複雑だ
ルーレットは
かなり小さい。
だが、
これはこれで、感慨深いものがある。
ちなみにこれは、
ビジネス系の人生ゲームである。
トントン拍子で就職した。
回すのだ
ルーレットを
うんちを踏んだら金運アップ!
どうやらこの世界では、
”うんち”を踏むと金運が上がるようだ。
私も秋になったら、
ぜひ”うんち”を踏んでみようと思う――
なぜか急にロボットを買わされるハメになった。
ロビの亜種だろうか?
なにがハイテクなのか分からないが、
きっと高価なのだろう。
ちなみにかげてぃ氏には子供ができた。
名前は「かぶ太郎」である。
ちなみに電気はこんな感じである。
LEDランタンなるものを用意していた。
なぜか天然水でそばをうつとお金がもらえる謎システム
その頃かげてぃ氏は、
スピーカー内蔵の首に巻くクッションで、音楽を聴いていた。
この人生ゲーム
お札がすべてつながっており、
いちいち千切って使わなければいけない。
後にも先にも、こんなジャングルの中で人生ゲームのお札をちぎるのは、
おそらく我々だけであろう。
お札をちぎるのが、
内職のような感覚になっていた。
きっと。0.3円くらいだろう。
人生ゲームも終わったが、
相変わらず昆虫たちの気配はない。
例の給食袋には
小さな蛾しか寄ってこない。
午前2時7分
カジノゲームをやろうとしたのだが、
あまりにも大きいので車内では限界を感じた。
なので、また今度にしようと思う。
次はディズニーピクサーパズルをしようと思う
そのあまりのピース量に(300P)
脱帽した――
果たしてシビレを切らして帰るのが先か
完成するのが先か、
もはやカブトムシ採集の希望がなくなった今、これに集中するしかない。
だが、
ゴールが見えなくなったのでまた今度にした。
いつか、記事にしようと思う
すごく、
キャンプ感が出ている。
かろうじて、
タイトルはできた。
ジャングルの中で、
やることではない。
帰る際に、くくりつけた袋を遠目から見た。
まるで、あざ笑うおばけのように見えたのは、私だけだろうか。
蛾に襲われながらも、それを回収してこの日は解散した。
次の日
ある植物園に来た
滝は見た
カブトムシはいなかった。
滝の飛沫は、我々の心をあざ笑うかのように、静かに頬を叩いていた。
その夜
沼に来た。
なぜか、夜に来た。
なにも、――見えない。
いや、
なにかが――
いた。
決定的瞬間を捉えたドラレコは、こちら
※3秒くらいしたら動きます。
カモシカ?
この生物が何者なのか、
誰か、解明してほしい。
解散
次の日
また沼に行こうとしたが、
とりあえず腹ごしらえをする。
鍋焼きラーメンなるものを食した。
スープを流した途端、
沸騰した。
熱かった
美味かった
今度は昼間に沼へやってきた。
また何かが、
いた
リスである。
紛れもなく、
野生のリスだ。
すごく――
――かわいい。
で、これが肝心の沼である。
思いの外、
ガチで沼だった。
その周辺には、
森がある。
それっぽい木もある。
それっぽい木の周辺を、
なんとか探す。
かげてぃ氏は、
よく虫に刺される。
携帯蚊取り線香とハッカスプレーを常用するかげてぃ氏だが、
なぜか半ズボンである。
そして、
何日にも渡る苦労の結果
ついに、
捕まえた
この沼に来ただけで、
そんなに苦労することなく、
見つけた。写真は取り忘れたが
なんかわからないけど、
カナブンと蚊だらけのところに、
いた。写真は取り忘れたが
そのとき、
コヒくんは
県外に出て親戚と会っていた。
結果:コヒくんのおじいちゃんの昼寝は100点
という結果になりました。
みなさんもカブトムシを探す際は、
おじいちゃんの昼寝を参考にしてください。
これで、
苦労したカブトムシ捕獲作戦は終了した。
次の日の
巨大コクワガタ2匹が
玄関の前に、
普通にいた。
旅とは、
儚く脆く、
しかし熱いものである―
完